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2006年8月28日 (月)

佐藤塾長の教え

日曜日は空手の日です。今週も7時半に家を出て、9時20分には立川にある道場に一番乗りしました。

今週は稽古の後、立川のお祭に参加しました。道場のある区域の商店街でそろぞれ「お神輿」を出すのです。道場生たちは、その元気を買われて毎年お神輿を率先して担ぎます。

休憩の折にトイレを使うために道場に寄りました。すると、佐藤勝昭塾長が一人でおられました。

「酒井、飲め。ここに座れ。足、崩せ。」と、おっしゃり、前の場所を指差されます。緊張したままビールを開け、飲み始めます。(緊張していても、こういうことはできるのです)

「江戸時代の儒学者に○○という先生がいて、その講義を聴くために□□という人は山奥から3時間もかけて通ったそうだ。それでも門下生にはなれなくてこっそりと外から講義を盗み聞きしていたそうだ。それを毎日、毎日、何年も」

「それを知った先生は、部屋を用意するからそこへ住め、と言ったそうだ。でもそいつはそれを断り、その後も往復6時間と言う道のりを通い続けたそうだ」

「酒井、お前が横浜から、毎週、毎週、2時間も3時間もかけて休まずに来る、本当に偉いことだ。立川の、近くに住んでいても休んだり遅刻したりする者もいるのにだ。」

「そういうことをちゃんと続けているからこそ、あの、鈍くて、硬くて、不器用なお前が、こうしてさまになって来るんだ。突くときに、突きと一体になって引く、そういう当たり前なことが、一つ一つできるようになっていくんだ。腰も回るから、ちゃんと突けるし、引けるんだ、いいか。」

Jukucho 佐藤塾長は、1975年に、世界で唯一・最初の世界大会で優勝されました。そんな方の道場の一員であること、その方とこうしてお話していただき、指導していただけることを、心からありがたいと思っています。

同時にその人間性に触れるたびに、その大きさ、寛容さを少しでも見習い、僕の生徒からもいつかはそんな眼差しを向けられるように努力しなければと思うのです。

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コメント

はじめまして。佐藤塾のHPから空手日記を読むようになり今日で3晩目、翌日眠いけどとても新鮮でつい1日目から熟読しています。

ある人が空手をやってることを知り、近づきたくて極真会館のHPからスタート、ようやく佐藤塾に行き着きました。柔道と空手の違いも知らなかった私が、毎晩いろんな所覗いては勉強しています。酒井さんの日記から理論のあるまた血の通ったとてもいい空手なんだろうな、と感じます。
最初の審査を受けたところまでしか読めてないのですが、今の酒井さんがどうされているのか気になって、フライングしてこの前の8月20日読んじゃいました。(筒井先生ってお茶目で楽しい方ですね。)
名古屋にないのが残念です。近くで大会など見れないのかな?

とにかく酒井さんの日記が佐藤塾の魅力を大いに盛りたてられていると思います。これからも頑張って鍛錬してください。押忍。

投稿: AU | 2006年8月31日 (木) 01時57分

AUさま。温かい、熱いコメントをありがとうございます。私にとって空手は、すなわち「佐藤塾の空手」です。佐藤塾長、筒井先生、師範の先生方、先輩方、同輩、後輩にいたるまで、すべてのかたがたが私の自慢です。

名古屋近郊には支部道場はなく、大会も行われていないと承知しております。もしよろしければ、4月に行われる全日本の大会をご覧になることをお勧めします。

来年は2度目の国際大会です。読んで下さっている「空手日記」にもたびたび登場される先輩・先生方が、「2代目王者」を目指して修行されています。私自身も毎年4月に代々木第2体育館で行われるこの大会をいつも心待ちにしております。

来週も、再来週も、同じ気持ちで修行に励みます。押忍。

投稿: sakeくん | 2006年8月31日 (木) 09時51分

私も41で空手をはじめました。
もう一年3ヶ月経ちましたが、常にケガに悩まされています。稽古でケガをすることはあまりありませんが、稽古後の自由練習で組手をするとケガをします。5割くらいの組手では怪我しないと思うのですがつい全力でやってしまいます。そのため、毎週稽古に行けなくて1ヶ月くらい空いたりするときもあります。足首、膝、肋骨、突き指などでいつもどこか痛いです。酒井さんはあまり怪我をされないようですがもともとからだが丈夫なのですか?

投稿: かっぱさん | 2006年9月 1日 (金) 23時42分

かっぱさん、コメントありがとうございます。

私もケガはよくしました。やはり、組手でということになります。
初めて組手をさせてもらった時にわき腹にひびが入りました。それでもさらしでぐるぐる巻きにして稽古に出ました。

以来わき腹は3度くらい傷めました。また、拳の握りが甘く、相手の蹴りを受けた時に突き指のような感じになったことがあります。

パンチを出したら、硬い所に当たって逆に拳を痛めるという、無様なこともありましたし、蹴りでも同じようなことがありました。

佐藤塾の稽古では、先輩は後輩の攻撃を上手に受けてくださいます。そして、相手の力量を知った上で、適切な攻撃をなさいます。したがって、攻撃をする(僕のようなもの)側がちゃんとしていればそれほど怪我をすることはないかと思います。

私にとっては「稽古を休まないこと」が命ですので、よほどどのことがない限り稽古は休みません。

余談ですが、その「よほどのこと」のため、9月24日の稽古を休んでしまいます。あ~!押忍。

投稿: sakeくん | 2006年9月 2日 (土) 13時27分

よほどのこととは、、、きっとお仕事ですね。

いろんなケガをしてるんですね。日記全部読ませていただいたわけでなく、毎週稽古出られているようなのでてっきりケガしない人なのかと思いました。

ちなみにかっぱさんの道場は内田塾と言います。内田順久塾長の道場です。内田塾長も佐藤塾長と同じく極真会館(京都)のご出身です。極真では芦原秀幸先生のご指導を受けられたそうです。内田塾は月金に稽古が有りいつ行っても良く、逆に月金毎週来る人はいません。そんなわけで、平日仕事で忙しいのもあってついずるずる休んでしまいます。平日でなく日曜日の稽古のほうが行きやすいですね。

回復不能のケガと回復可能のケガがありますが回復不可能なケガをしないように気をつけています。特にこの3月に膝関節の半月板を傷めた時は退会を覚悟しました。幸いほぼ完治し2ヶ月くらい休会の後復帰しました。

やはりこのくらいの年になるとケガが一番怖いです。お互い長く現役の空手家でいられるよう精進しましょうね。

投稿: かっぱさん | 2006年9月 2日 (土) 22時09分

かっぱさん

かっぱさんのブログも見させていただきました。じっくりと全部読ませていただきます。

よほどのこと・・・
それは、吉田拓郎とかぐや姫の「つま恋コンサート」です。

コンサート自体は土曜日なのですが、夜遅くまで行われるコンサートなので、会場近くにホテルを取ってあります。一人なら帰ってきてしまうのですが、珍しく妻といっしょなもので・・・。

がんばります。押忍

投稿: sakeくん | 2006年9月 4日 (月) 12時01分

それはそれは、、、よほどのことですね。

「つま恋」ということばはユーミンの「苗場」とおなじように感じます。

投稿: かっぱさん | 2006年9月 5日 (火) 21時25分

こんばんは。

自分がこれほどミーハーだったとは思わなかったのですが、何とか佐藤塾の様子知りたくて、佐藤塾本部にメールし、関東大会の日程をお聞きしました。そのとき審査会なるものは見学を許可いただけないかもあわせてお聞きしたのですが、そこは触れてなく・・・やっぱり部外者お断り?
名古屋から出かけたいなぁ(仕事の調整して)なんて思ったのは甘かったでしょうか。
先ほど失礼ない程度にもう一回、確認のメールさせてもらいました。どんな方が対応いただいてるのか、いろいろ考えながらで、こちらにコメント寄せるようには気楽に打てなかったです。

PS:DVD聖拳を手に入れることができたので、今はそれが届くのを楽しみにしています。実は入手するため、「ヤフーオークションに登録する」という私には考えられない行動にでました。為せばなる、ってこのことね、って感じです。今週末、仙台から帰るうちの人がオークション落札のさまざまな確認メール見て、のけぞるところが目に浮かびます。なんて説明しようかな、・・・酒井さんの空手日記を見せるのが一番ですね。

ながながとごめんなさい。
9月3日の日記も待ってます!(プレッシャーになったらごめんなさい。)

朝夕は秋めいてきましたので、お風邪など召されませぬようご自愛くださいませ。

押忍。

PS:PS:つまごい行かれるのですね。
私は年代がちょっと(?)ずれるので、知識としては知っています。凄かった!!のでしょ?奥様と出かけるのがまた良いですね。
私はもっぱら桑田圭祐(サザンオールスターズ)です。毎年うちの人と出かけます。
こんな私がなぜ空手に惹かれるのか・・・。自問自答のまいにちです。


投稿: AU | 2006年9月 6日 (水) 00時18分

かっぱさん、書き込みありがとうございます。

拓郎の「つま恋」は31年前(当時高校1年生)、20年ぐらい前(30歳前後)に続き“皆勤”です。ゆえに「よほどのこと」なのです。

妻が行くから「よほど」なわけではありません、念のため。押忍

投稿: sakeくん | 2006年9月 6日 (水) 14時05分

AUさま、書き込みありがとうございます。佐藤塾に興味を持っていただき、弟子の一人として心から嬉しく思います。

関東大会には「シニアの部」というのがあり、もう少し試合に耐えられるようになれば、ぜひ出てみたいと思っています。来年か、もっと後か、、、?

サザンがデビューしたのは私が大学生の頃ですから、私も十分「サザン世代」でもあります。妻の実家が所沢なので、西武球場での夏のコンサートにはよく出かけました。

「つま恋」だけは、なんとしても出かけるのです!押忍。

投稿: sakeくん | 2006年9月 6日 (水) 14時11分

AUさま、「地下室で空手」にもコメントいただきありがとうございます。

http://blog.livedoor.jp/koyamaclinic/

で、もっと詳しく「ドクターK(先輩)」について知ることができますよ。もし興味がおありでしたら、どうぞ。

投稿: sakeくん | 2006年9月 6日 (水) 14時16分

こんばんは。

佐藤塾のからの返信で審査会は見学するようなものではありません、とピシャリとやられてしまいました。(ピシャリというは私の心持がそう感じさせたのです)
確かにその通り、ごもっともです、ごめんなさいってPCに頭下げてしまいました。


関東大会は何とか行ってみたいと思います。
sakeくんも出場できるようますます頑張ってくださいね。

ちょっとしょげてます・・・。

押忍。

PS.空手日記を読み解くのに空手マニュアルを購入しました(!)
前屈云々とか逆突き云々というのがどんな造作か具体的に想像できず、ご本人のご苦労が今ひとつぴんとこなくて、臨場感味わうためにとりあえず極真空手の買ってみました。同じ形(?)と思って良いでしょうか?


投稿: AU | 2006年9月 6日 (水) 21時18分

AUさま、コメントありがとうございます。
私は佐藤塾の空手しか知りませんので断定的なことは申し上げられませんが、佐藤塾長は、極真会館で修業された後に佐藤塾を創設されましたから、おおもとの所は同じであると理解しています。

がんばります。

投稿: sakeくん | 2006年9月 7日 (木) 08時53分

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